乾いた大地に根を張る、強さの物語 ― ラフマのはなし

乾いた大地に根を張る、強さの物語 ― ラフマのはなし

Rose Nocturne(ローズノクターン)に配合している成分のなかに、「ラフマ」という、あまり聞き慣れない名前の植物があります。

名前の由来は、ある湖のほとり

ラフマは、学名を Apocynum venetum(アポシナム・ヴェネタム)という植物で、漢字では「羅布麻」と書きます。

中国の新疆ウイグル自治区、かつて「ロプノール(羅布泊)」と呼ばれる湖があった一帯を中心に自生してきました。「羅布」という名前は、この地名に由来すると言われています。

塩分やアルカリ分の多い、決してやさしいとは言えない土壌。雨も少なく、寒暖差の激しい乾燥地帯。ラフマは、そんな厳しい環境のなかで、何百年も前から根を張り続けてきた植物です。

お茶として、暮らしに根づいてきた

現地では古くから、ラフマの葉を摘み、乾燥させてお茶として飲む習慣がありました。「羅布麻茶」と呼ばれ、素朴な暮らしの中で、家族の食卓に並ぶ身近な存在だったといいます。

華やかさとは無縁の、どこか静かな植物です。けれど、厳しい環境に負けずしなやかに育つその姿は、私たちが大切にしたい「自愛」という言葉のイメージと、どこか重なるものがありました。

選んだ理由は、生き方への共感から

Rose Nocturneの配合を考えるとき、私たちは成分ひとつひとつに「なぜこれを選ぶのか」を問い直してきました。

ラフマを選んだのは、華やかな効能を謳うためではありません。過酷な環境でも凛と立ち続けるこの植物の在り方に、日々をがんばる方への一粒として、静かに寄り添ってもらえたらと考えたからです。

ブルーローズ、クロセチン、GABA、そしてラフマへ

Rose Nocturneは、国産の天然ブルーローズエキスを中心に、7つの成分を組み合わせています。

希少なブルーローズ、一度は流通が滞ったクロセチン、由来にこだわって選んだGABA。そして、乾いた大地でしなやかに育ってきたラフマ。それぞれに異なる背景を持つ成分たちが、ひとつのカプセルの中で出会っています。

おわりに

聞き慣れない名前の植物ひとつにも、生まれ育った土地があり、暮らしに寄り添ってきた歴史があります。

今夜手に取る一粒の向こうに、そんな遠い乾いた大地の風景を、少しだけ思い浮かべていただけたら嬉しく思います。

原料選びの背景については、青いバラは、自然には咲かない ― Rose Nocturneの原料のはなし、手に入らないはずだった、幻の成分 ― クロセチンのはなし、見慣れた成分だからこそ、由来にこだわった ― GABAのはなしでもご紹介しています。あわせてご覧いただけたら嬉しく思います。

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