毎晩、手に取るものだから ― カプセルと個包装のはなし
サプリメントを選ぶとき、多くの方がまず見るのは「何が入っているか」ではないでしょうか。
配合されている成分、その量、原料の産地。それらが選択の決め手になることは、私たちも理解しています。
けれど、実際に使いはじめてから気になってくるのは、少し違うところだったりします。
飲みにくい。においが気になる。ボトルが大きくて持ち歩けない。棚に置いておくと、生活感が出てしまう——。
そうした小さな引っかかりが積み重なると、続けることそのものが億劫になっていきます。
この記事では、Rose Nocturne(ローズノクターン)の「かたち」について考えたことをご紹介します。
続かないものは、意味をなさない
サプリメントは、一度飲んで終わりのものではありません。
毎日、決まったタイミングで手に取る。それを何か月も繰り返す。そういう性質のものです。
だとすれば、続けられるかどうかが、何より重要になります。どれだけ丁寧に配合を考えても、飲むのが面倒だと感じられてしまえば、その設計は意味をなしません。
私たちが中身と同じくらい時間をかけたのが、この「続けやすさ」の部分でした。
100%植物性のカプセル
まず決めたのは、カプセルを植物由来の原料だけでつくるということです。
サプリメントのカプセルには、動物由来の原料が使われることが一般的です。技術的にも扱いやすく、広く用いられています。
それでも植物性を選んだのは、毎日、身体に入れるものだからという一点に尽きます。
食生活の考え方は人それぞれです。動物性のものを避けている方もいれば、そうでない方もいます。ただ、どちらの方にも同じように選んでいただけるほうがいい。そう考えました。
中身だけでなく、それを包むものまで含めて、口に入れるものとして扱う。当たり前のようでいて、意外と見落とされがちな部分だと思っています。
1回分ずつの、個包装
もうひとつのこだわりが、個包装です。
一般的なサプリメントは、ボトルに数十日分がまとめて入っています。効率的ではありますが、いくつか不便な点もあります。
開けるたびに、残りが外気に触れる。 ボトルは開閉のたびに、中身が空気に触れます。
持ち運びにくい。 旅行や出張のとき、ボトルごと持っていくのは現実的ではありません。かといって別の容器に移し替えるのも手間です。
何錠飲んだか分からなくなる。 「今日はもう飲んだだろうか」と迷った経験のある方は、少なくないのではないでしょうか。
個包装であれば、こうした引っかかりの多くが解消されます。1回分ずつ小分けにされているため、外気に触れる機会は開けたその一包だけ。バッグやポーチにひとつ入れておけば、旅先でも同じように続けられます。飲んだかどうかも、残りの数を見れば分かります。
コストや手間の面では、ボトルのほうが有利です。それでも個包装を選んだのは、続けやすさのほうを優先したかったからでした。
夜のテーブルに、置いておけるものを
もうひとつ考えたのが、見た目のことです。
サプリメントは、多くの場合、棚のなかにしまわれています。生活感のあるパッケージを、目に見えるところに置いておきたくないという気持ちは、よく分かります。
けれど、しまい込んだものは忘れられます。
Rose Nocturne は、寝室のテーブルに置いておいても違和感のないデザインを目指しました。深い青と、静かな佇まい。夜のしつらえの一部として、そこにあってほしいと考えたからです。
目に入る場所にあることは、続けるうえで意外と大きな要素だと思っています。
かたちも、設計のうち
「何が入っているか」は、たしかに重要です。原料の選定については、青いバラは、自然には咲かない ― Rose Nocturneの原料のはなしでも詳しくご紹介しています。
けれど、それと同じくらい「どういうかたちで届くか」も、商品の一部だと私たちは考えています。
飲みやすさ。持ち運びやすさ。置いておける佇まい。
どれも派手さのない部分ですが、毎晩手に取るものだからこそ、そこに時間をかける意味があると思っています。
おわりに
続けられる形を探すこと。それは、地味で時間のかかる作業でした。
けれど、毎日の習慣になるものだからこそ、その地味な部分にこそ手をかけるべきだと考えています。
今夜も、あなたの一日が心地よく終わりますように。